歯周病は歯を失うリスクのある病気です
歯周病は歯垢(プラーク)内の細菌の毒素により歯ぐきに炎症が起こる病気です。「サイレントディジーズ」とも呼ばれ初期は自覚症状がなく、気づいた時には歯の骨を溶かすほどにまで進行してしまうことがあります。
歯周病は歯ぐきが腫れるだけでなく、出血しやすくなったり歯を支える歯槽骨が溶けたりします。さらに症状が悪化すると、歯がグラグラして最終的に抜けてしまうリスクのある病気です。
歯周病は中年期以降や喫煙者、妊娠中の女性、糖尿病の人、適切なブラッシングができていない人に起こりやすい病気です。「歯周病かも」と不安な人は、志木・新座の歯医者・おぐら歯科医院にご相談ください。
歯周病セルフチェック7つのポイント
- 寝る前に歯を磨いたのに起床時に口の中がネバつく
- 歯ぐきが腫れることがある
- ブラッシングするとほぼ必ず出血がある
- 歯と歯の間のすき間が気になってきた
- 硬いものを噛むのが難しい
- 歯がグラグラしている
- ここ最近、口臭が気になっている
日本の成人のほとんどが歯周病・歯周病予備軍です
30歳以上の日本人のうち90%以上が歯周病の症状を持っていると言われています。実際に40~50歳代の半数が、歯周病が原因で歯を失っています。
歯周病は虫歯と同様に、一度かかってしまうと自然に治癒することはありません。どんなにしっかりブラッシングしていても、治療せずにいれば歯ぐきの腫れ・出血・歯のグラグラといった症状が出てしまいます。そして歯槽骨が溶け出し、最終的に歯を失ってしまうのです。
歯周病は定期的な予防を行うとともに、早期発見・早期治療が大切です。放置すればするほど症状は悪化し、お口だけでなく体全体の健康にも影響しますので、早めの受診をおすすめします。
大切な歯をなるべく残す基本に忠実な歯周病治療
当院では保険内で患者さんの大切な歯を抜かず、できる限り残す基本に忠実な治療を提供します。
歯周病が進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。たとえ1本だとしても、歯が抜けるとお口全体のバランスが崩れて噛み合わせも悪くなり、残った歯の健康にも影響が及ぶものです。そのため、できる限り歯を残すことが歯周病治療では大切だと考えています。
歯周病は歯医者側の頑張りだけでは治しきることができません。患者さんが行う毎日のブラッシングが予防や治療の土台となります。つまり、歯科医師・歯科衛生士・患者さんの3者が協力しあうことが歯周病治療では大切です。歯周病や治療についての疑問や不安があればどんな些細なことでも聞いてください。理解を深めることがモチベーションを高めることにつながりますので、丁寧にわかりやすく説明いたします。一緒に歯周病を治療しましょう。
歯周病の放置は重大なリスクへつながります
歯周病を放置し続けると、歯ぐきから出血したり、腫れたり、歯がグラついたりしてきます。そして歯を支えている骨が溶け、最終的に歯が抜けてしまうとても恐ろしい病気です。
しかも歯周病になった歯だけではなく、その周囲の歯にも大きな影響を与えます。そのため、放置すればするほど、複数本の歯を失う可能性が高くなります。さらに近年、歯周病が全身疾患と関係していることがわかってきました。肺炎、心臓病、糖尿病、動脈硬化など危険な病気につながる可能性もあるため、予防はもちろんですが歯周病の早期発見・早期治療がとても大切です。
再発しやすい歯周病は定期的なメインテナンスで予防を
歯周病は生活習慣と密接な関係があり、人によっては何度も再発します。そのため、治療後も定期検診に通ってメインテナンスを継続することが大切です。
志木・新座のおぐら歯科医院では、歯周病のリスクやメインテナンスの大切さをわかりやすく丁寧にお伝えしています。患者さん自身が積極的に定期検診に通っていただけるような意識づくりが歯周病治療・予防では何よりも大切だからです。
「歯周病を治す」から「歯周病にならない」という気持ちの変化を自然に行えるよう、当院スタッフが患者さんに寄り添ってしっかりサポートいたします。